お知らせ

お知らせ日本冒険遊び場づくり協会からのお知らせです

報告:FUJI ROCK FESTIVAL ‘12

報告:FUJI ROCK FESTIVAL ‘12

7月27日から29日まで、昨年に引き続き、今年で16回目を迎えた日本最大級の野外音楽イベント「フジロック」の会場に設置された「KIDS LAND」内にて、当協会の活動紹介ブースを出展しました。これは、主催者である(株)スマッシュの計らいで実現したものです。被災地支援活動の周知活動としてブース内に設置したテレビでDVDを上映したり、支援活動の写真を掲示したりしました。また、全国各地からの来場者に向けて、冒険遊び場づくりのメッセージが広がるように、協会リーフレットや会員募集案内のほか、全国各地の遊び場マップやパンフレットを配布しました。また、エリアに併設された駄菓子屋での収益は全額、当協会の被災地支援活動への支援金としていただきました。このようなご支援をいただきました(株)スマッシュに心より御礼申し上げます。その駄菓子屋にて、暑い中、多額の売り上げを出していただいたボランティアのみなさまにも、御礼申し上げます。

詳細は下記「続き...」をご覧ください。

フジロックは、「Do It Yourself」「助け合い」「自然を敬う」というスピリットを共有する来場者が、日常の生活から離れ、大自然の中で最低限のルールを守り、自由なスタイルで音楽を楽しむという趣旨の元、苗場スキー場を会場に行われています。毎年、雨が降らなかったことのないと言われるフジロックですが、一転して今年は期間中を通して晴天に見舞われるまたとない機会となりました。

ブースでは、冒険遊び場活動を通して顔見知りになった方々に久しぶりにお会いしたばかりでなく、「大切なことですね」とパンフレットを手にする方や、行政の方で「確か隣の課の人が取り組んでいたなあ」と声を掛けてくださる方など、たくさんの方々との出会いがありました。

KIDS LAND内には、アーティストの作成した大規模な遊具やメリーゴーランド、アートコーナーのほか、「森のプレーパーク」と名付けられた杉林を切り開いた遊び場があります。中にはロープ遊具やかまども作られています。中には、「KIDS LAND常連」とも言うべき子どもたちがいて、スタッフは保護者の方も含め、毎年1回は必ず会う顔見知りの関係になりつつあります。

また今年は、こうしたフジロックでの「非日常的な空間の体験をより日常的な体験につなげよう」と、「KIDS LAND再結成」と題して呼びかけ、「川崎市子ども夢パーク(神奈川県川崎市)」で集まりを持ちました。担当の方からは、「全国から来場者が訪れるこのフェスティバルで、冒険遊び場のスピリットが全国に広がれば」というメッセージをいただいておりますが、当協会としてもそのような思いを大切にして事業に取り組んでいきたいと考えています。