【東日本大震災 被災地復興支援活動に関する協会の方針】「遊ぶことで、子どもは難局を乗り越えていく。元気になっていく。」
「全国からの想い・知恵・行動で、『あそびーばー』を実現し次に繋いでいく。」
【東日本大震災被災地復興支援活動に関する協会の方針Ⅱ】2011年7月22日時点
活動資金を得るために皆様にお願いしてきた500万円の募金は、おかげさまで、無事目標を達成どころか、それを上回る勢いで伸びています。誠にありがとうございます。
「被災地の子どもに、遊びを通じた子どもの心のケアを!」を旗印に、実施してきた遊び場づくりは、子どもたちに受け入れられ、地域の方々の支持も得て、地域の日常生活の一部になりつつあります。
支援活動の目的は、地震や津波の恐ろしい記憶による心の傷が、放置されている間にさらに深く刻み込まれることのないように、生命力の源となる「遊び」の歓びを体験する機会を準備することでした。地域の大人たちが日常生活を取り戻すことに四苦八苦の間、ともすれば放置されがちな子どもの校外の暮らしに、歓びのある主体的な遊びの機会を設けることで、子どもが本来備えている心の傷の治癒力を、最大限に引き出すことが狙いでした。
さて、募金が500万円を超す状況となり、『あそびーばー』が子どもたちやコミュニティに受け入れられている状況を見ても、7月から走り出すプレーカーのことを考慮しても、また復旧作業が必ずしもはかばかしくないなかでの夏休みの子どもの暮らしを考えても、私たちは支援活動の期間をもう少し延長すべきと考えました。
そこで、9月いっぱい現体制での活動を継続します。また9月以降は、地域主体での継続運営を支援する体制への移行を目指して、コミュニティ、市、NPOなどと協議したいと考えています。
これに伴い9月末まで募金活動を継続し目標金額を1000万円と致します。募金は、スタッフ派遣費、プレーカー事業、事務運営費などに充当いたします。また募金額次第で、別の被災地支援を検討することも考えられます。
これまで募金にご協力いただいた皆様方には、改めて御礼申し上げます。そして一部計画変更の趣旨をご理解いただき、被災地復興支援活動に更なるご支援を賜りたく、お願い申し上げます。
■募金は引き続き受け付けております。
■事業計画
1. 被災地における遊び場づくりとその運営
実施場所:気仙沼市本吉町
協働団体:公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)
2. プレーカーの運行
本吉町周辺地域:ニーズ調査をしたうえで、プレーカー(遊び道具を乗せた車での、遊び場の出前)を運行させ、被災地各地での遊び支援を開始する。
協働団体:公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)
3. ニーズにあわせて仙台での冒険遊び場づくり活動団体を支援
4 . 被災地外の避難所(たとえば東京など)に避難している被災者に対して、子どもの遊び等のサポートをするグループに関する情報提供等の支援。
5.これまでの成果(知恵)を共有しやすいように提示していく
「遊ぶことで、子どもは難局を乗り越えていく。元気になっていく。」という目的を掲げ、 「全国からの想い・知恵・行動で、『あそびーば』を実現し次に繋いでいく。」という取り組みのシステムにおける収支と成果を整理する
6.あそび場の継続的な経営を模索していく
これまでの成果を踏まえて如何に繋げていくのか、「気仙沼の現場に」「東日本の震災地に」「全国に」を整理すること。
特に気仙沼では、10月以降の地元雇用による活動の継続を検討する
■1. 気仙沼での活動について
<人材の派遣方法>
(1)全国のプレーリーダーから現地スタッフ希望者を2名程度募集し、その期間のチーフを定める。
(2)それとは別にボランティアを4~5人を配置し、総勢6~7人のチームとする。
(3)ボランティアには事前に研修を行う。
(4)プレーリーダーには、一定の範囲で交通費を支払う。
(5) プレーリーダーの派遣元(活動組織)には、派遣経費を支払う。
<実施期間>
(1)9月末までは現体制での実施を予定する。10月からは、現地雇用にシフトした実施体制を模索する。
(2)7月3日から、ニーズに合わせてプレーカーの運行・運営を開始する。
(3)事業開始後3ヶ月を経て、地主ならびに地元の方々との意見交換を行い今後の遊び場づくりを展望する。
(4) 7月中頃から事業の成果を整理し、全国の冒険遊び場づくり活動へも繋がる内容の取材編集に取り組む。
■7月以降の予定
(0)募金継続:目標1000万円⇒実施中
(1)世田谷区羽根木プレーパークにて被災地入りを希望する学生ボランティアのトレーニング
第4回研修 7月9日(土)13:00~17:00⇒終了
(2)現地派遣スタッフが集まって今後について話し合い(下北沢:7月7日)⇒終了
(3)あそびーばーの今後についてのお話会(気仙沼:7月19日)
(4)活動中間報告
■協力・連携団体
全国の日本冒険遊び場づくり協会会員ならびに冒険遊び場活動団体/冒険あそび場せんだい・みやぎネットワーク/西公園プレーパークの会/Youth For 3.11/IPA(子どもの遊ぶ権利のための国際協会)日本支部/NPO法人プレーパークせたがや/世田谷ボランティア協会/社団法人こども環境学会/児童健全育成推進財団/大正大学/東京災害ボランティアネットワーク/セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン/
■助成:日本財団ROADプロジェクト
「遊ぶことで、子どもは難局を乗り越えていく。元気になっていく。」
「全国からの想い・知恵・行動で、『あそびーばー』を実現し次に繋いでいく。」
【東日本大震災被災地復興支援活動に関する協会の方針Ⅱ】2011年7月22日時点
活動資金を得るために皆様にお願いしてきた500万円の募金は、おかげさまで、無事目標を達成どころか、それを上回る勢いで伸びています。誠にありがとうございます。
「被災地の子どもに、遊びを通じた子どもの心のケアを!」を旗印に、実施してきた遊び場づくりは、子どもたちに受け入れられ、地域の方々の支持も得て、地域の日常生活の一部になりつつあります。
支援活動の目的は、地震や津波の恐ろしい記憶による心の傷が、放置されている間にさらに深く刻み込まれることのないように、生命力の源となる「遊び」の歓びを体験する機会を準備することでした。地域の大人たちが日常生活を取り戻すことに四苦八苦の間、ともすれば放置されがちな子どもの校外の暮らしに、歓びのある主体的な遊びの機会を設けることで、子どもが本来備えている心の傷の治癒力を、最大限に引き出すことが狙いでした。
さて、募金が500万円を超す状況となり、『あそびーばー』が子どもたちやコミュニティに受け入れられている状況を見ても、7月から走り出すプレーカーのことを考慮しても、また復旧作業が必ずしもはかばかしくないなかでの夏休みの子どもの暮らしを考えても、私たちは支援活動の期間をもう少し延長すべきと考えました。
そこで、9月いっぱい現体制での活動を継続します。また9月以降は、地域主体での継続運営を支援する体制への移行を目指して、コミュニティ、市、NPOなどと協議したいと考えています。
これに伴い9月末まで募金活動を継続し目標金額を1000万円と致します。募金は、スタッフ派遣費、プレーカー事業、事務運営費などに充当いたします。また募金額次第で、別の被災地支援を検討することも考えられます。
これまで募金にご協力いただいた皆様方には、改めて御礼申し上げます。そして一部計画変更の趣旨をご理解いただき、被災地復興支援活動に更なるご支援を賜りたく、お願い申し上げます。
■募金は引き続き受け付けております。
■事業計画
1. 被災地における遊び場づくりとその運営
実施場所:気仙沼市本吉町
協働団体:公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)
2. プレーカーの運行
本吉町周辺地域:ニーズ調査をしたうえで、プレーカー(遊び道具を乗せた車での、遊び場の出前)を運行させ、被災地各地での遊び支援を開始する。
協働団体:公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)
3. ニーズにあわせて仙台での冒険遊び場づくり活動団体を支援
4 . 被災地外の避難所(たとえば東京など)に避難している被災者に対して、子どもの遊び等のサポートをするグループに関する情報提供等の支援。
5.これまでの成果(知恵)を共有しやすいように提示していく
「遊ぶことで、子どもは難局を乗り越えていく。元気になっていく。」という目的を掲げ、 「全国からの想い・知恵・行動で、『あそびーば』を実現し次に繋いでいく。」という取り組みのシステムにおける収支と成果を整理する
6.あそび場の継続的な経営を模索していく
これまでの成果を踏まえて如何に繋げていくのか、「気仙沼の現場に」「東日本の震災地に」「全国に」を整理すること。
特に気仙沼では、10月以降の地元雇用による活動の継続を検討する
■1. 気仙沼での活動について
<人材の派遣方法>
(1)全国のプレーリーダーから現地スタッフ希望者を2名程度募集し、その期間のチーフを定める。
(2)それとは別にボランティアを4~5人を配置し、総勢6~7人のチームとする。
(3)ボランティアには事前に研修を行う。
(4)プレーリーダーには、一定の範囲で交通費を支払う。
(5) プレーリーダーの派遣元(活動組織)には、派遣経費を支払う。
<実施期間>
(1)9月末までは現体制での実施を予定する。10月からは、現地雇用にシフトした実施体制を模索する。
(2)7月3日から、ニーズに合わせてプレーカーの運行・運営を開始する。
(3)事業開始後3ヶ月を経て、地主ならびに地元の方々との意見交換を行い今後の遊び場づくりを展望する。
(4) 7月中頃から事業の成果を整理し、全国の冒険遊び場づくり活動へも繋がる内容の取材編集に取り組む。
■7月以降の予定
(0)募金継続:目標1000万円⇒実施中
(1)世田谷区羽根木プレーパークにて被災地入りを希望する学生ボランティアのトレーニング
第4回研修 7月9日(土)13:00~17:00⇒終了
(2)現地派遣スタッフが集まって今後について話し合い(下北沢:7月7日)⇒終了
(3)あそびーばーの今後についてのお話会(気仙沼:7月19日)
(4)活動中間報告
■協力・連携団体
全国の日本冒険遊び場づくり協会会員ならびに冒険遊び場活動団体/冒険あそび場せんだい・みやぎネットワーク/西公園プレーパークの会/Youth For 3.11/IPA(子どもの遊ぶ権利のための国際協会)日本支部/NPO法人プレーパークせたがや/世田谷ボランティア協会/社団法人こども環境学会/児童健全育成推進財団/大正大学/東京災害ボランティアネットワーク/セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン/
■助成:日本財団ROADプロジェクト