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お知らせ日本冒険遊び場づくり協会からのお知らせです

被災地復興支援活動継続延長のお知らせ

被災地復興支援活動継続延長のお知らせ

                                  

「被災地の子どもに、遊びを通じた子どもの心のケアを!」を旗印に実施してきた遊び場づくりは、7月にこの活動を9月末まで継続することを決定し、4月22日にスタートしてから半年を迎えようとしています。皆様からの募金を活動の拠り所とし、その後3つの企業の協力と寄付、2つの助成金をいただくまでになりました。皆様からのこれまでのご支援に対して心から御礼を申し上げます。

 気仙沼市内に実現した遊び場『あそびーばー』でいきいきと遊ぶ子どもたちの姿は、遊びと遊び場がいかに「子どもの心のケア」について欠くことのできないものであるかを多くの方々に知っていただく情報の発信源となり、当初の目的のステップを1段上ることができました。しかし一方、避難所生活から仮設住宅の建設と入居などにより、被災地の日常生活も刻々と変化してきています。

 こうした状況を踏まえ、私たちは被災地復興支援活動を平成24年3月末まで延長することを決めました。

 さらなる目標は、もっと広くの被災した地域において「子どもがいきいきと存分に遊べる場所づくりを支援し、子どもたちの心身の回復および成長に寄与する」ことです。

 活動延長の理由は3つあります。

・1つめは、震災以前からあった遊び場づくり活動が徐々に再開に向かっており、その支援が必要とされていること。

・2つめは、被災地に新しい遊び場づくりの機運が生まれており、コーディネートとノウハウの支援が必要とされていること。

・3つめは、被災地を含む東北地方における冒険遊び場づくりの発信基地と、モデルとなる姿が求められていること、です。

 復興支援活動の延長を支えるために、2名の専従スタッフを雇用することにしました。プレーカーもより広く活動できるよう2台に増やして運営する予定です。そして目下、来年3月までに達成すべき具体的な目標と事業計画を検討しながら活動を進めています。

 同時に、募金活動(目標1000万円)も3月末まで継続します。

被災地復興活動支援継続延長についてご理解をいただき、引続きご支援を賜りたく、皆様にお願い申し上げます。

平成23年10月6日

特定非営利活動法人 日本冒険遊び場づくり協会

代表 大村虔一

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