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お知らせ日本冒険遊び場づくり協会からのお知らせです

報告:〔神奈川〕川崎市立生田中学校区地域教育会議「教育を語るつどい」

報告:〔神奈川〕川崎市立生田中学校区地域教育会議「教育を語るつどい」

企画名 :「教育を語る集い」

実施日時:2012年11月17日(土)10:00~11:30

実施場所:川崎市立三田小学校

依頼元 :生田中学校区地域教育会議 教育を語るつどい委員会

担当者 :天野秀昭(当協会理事)

実施内容:講演会

依頼元と担当者の報告は下記「続き・・・」をご覧ください。

■依頼元 生田中学校区地域教育会議 教育を語るつどい委員会 荒井紅実子さんより

今回の企画のねらいは、子どもの成長に地域の大人たちがどう関わっていったらよいかということを、参加された皆さんと考えることにありました。天野先生のおはなしには、普段気づかなかった大人と子どもの視点の違いということや、遊育の大切さ、その奥深さ、大人が多すぎることが子どもを息苦しくさせているなど、考えるヒントがたくさんありました。講演会後、参加されたみなさんから寄せられた感想を一部ご紹介しますが、皆さんそれぞれが様々なところに考えるヒントを見つけてくださったように思い、主催した側としては大変嬉しく思います。講演会をきっかけに参加された方々のあいだに、子どもの成長を見守るゆるやかなつながりが生まれることを期待しています。

参加された方からの感想(一部)

・親はなにかと子どもを縛りがちですが、遊育を認められる大きな心で接しようと思いました。

・手探りの子育てですが、周りの人の手をもっと借りていいし、借りるべきだと伝えていただき心が楽になりました。

・子どもの見る風景、大人の見る風景、それぞれが違うということに気付かされ、子どもの望みを認め、改めて親子関係を考えていけたらと思いました。

・学校の役割、家庭の役割、地域の役割、それぞれが互に尊重しあい、そこでしかできない役割を果たしていくことが必要だと感じました。

・中一の息子の考えていることや行動がわからなくなり困っていました。もう少し息子のやりたいことを認める気持ちを持ちたいと考えています。

■担当者 天野秀昭より、報告詳細

講演会場である小学校に入ると、その敷地内に生涯学習のための施設が併設されていた。

明るいイメージのその会場では、多くの世代が利用しているのだろう。

小学校内にそれがあるということが地域に開放しようとする意図が感じられて、何だか少しうれしかった。

PTA関係者であるお客さんに混じって、役所の青少年担当課の人が3人来ていた。

ご自身がプライベートでプレーパークに参加したことがあるのだという。

今回の講演を機会に、またその動きに弾みをつけたいとの思いを持っていらしたようで、部下を2人同伴したのだという。

しかも、休日を取って。

講演では、多くの父母が遊びの重要さを認識してくれたと思う。

最後にその課長さんにもお出ましいただき話していただいた。

講演後に、課長に歩み寄る保護者の姿も数人あり、ここからまた新たな始まりが生まれる予感があった。