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お知らせ日本冒険遊び場づくり協会からのお知らせです

【報告】Benefit for NIPPON キッズランドin FUJI ROCK FESTIVAL2016報告

Benefit for NIPPON
キッズランド in FUJI ROCK FESTIVAL2016報告

 

2016年7月に新潟県湯沢町の苗場スキー場で開催されたフジロック・フェスティバルは、今年で20回目を迎えました。青空の下、自然に感謝しながら、自由に遊べる子どもたちの遊び場「キッズランド」は、その中の2大ステージ「グリーン・ステージ」と「ホワイトステージ」の間にあります。

今年も、森のプレイパーク、キッズペイント、ワークショップ、メリーゴーランド、駄菓子屋、ベビールームなど、子どもたちや親子向けの場所を展開しました。毎年、ここの駄菓子屋の収益は、全額、遊び場づくりを通して被災地の子どもたちの心のケアを行っている当協会の復興支援活動に寄付していただいています。

 

保護者同伴の中学生以下は無料になったこともあり、今年は子どもの数が3倍近くに増え、キッズランドは3日間とも盛況でした。今年も冒険遊び場のプレーリーダーたちが中心となって進めている「キッズの森」では、昨年以上に子どもたちが自由に作り出す機会を増やすため、遊具の数を減らしつつ、素材を多く用意してみました。


期間中には、ステージで「ケロポンズ」や「つばさくん」こと鈴木翼、「布芝居・なにぬの屋」渋沢やこ「子ども落語・鈴々舎馬るこ」のステージがあったので、楽器づくりが流行るのはもちろんのこと、今年は武器や釣りの道具まで、大人の想像のはるか上を行く様々なものが生み出されていきました。また、新しく森の一部を開拓してたき火の場所を変えるなど、新しい実験を繰り返しています。


テントブースでは、「まなびとくらし」チームも参戦。寄付でいただいた使いかけ絵の具のチューブによるお絵描きや、「ロックでメタルなムシを作って森に展示しよう」ワークショップで大いに盛り上がりました。

恒例の「ホワイトステージまでケロポンズを観に行こう」企画では、最終日の午後に50人以上の親子でパレードを行いました。みんなが手作りの楽器を思い思いに鳴らし、歌いながら、会場の雰囲気を盛り上げました。例年をはるかに超える来場者の列にパレードが埋もれてしまった感もありましたが、「来年はのぼりを立てたりして、パレードをもっとパワーアップさせていこう」という話もすでに出ています。


最終日には、森のステージのフィナーレとして、ケロポンズといっしょに「世界中のこどもたち」「にじ」を大合唱。楽しい時間があっという間に過ぎていきました。また、来年もキッズランドでお会いしましょう。