お知らせ

お知らせ日本冒険遊び場づくり協会からのお知らせです

【お知らせ】#学校ムリでもここあるよ2021キャンペーン

特定非営利活動法人日本冒険遊び場づくり協会は、「#学校ムリでもここあるよ2021キャンペーン」に
協力団体として参加いたします。

covid-19の影響で、子どもの自殺が増えています。
2020年(令和2年)に自殺した小中高生は前年比140人増の過去最多の479人、
過去最高でした。
大人の自死が減っている一方で、10代の自死は2010年以降増加し続けています。
10代の死因の1位が自殺の国は、先進国7カ国の中で日本だけです。
厚生労働大臣の指定法人・いのち支える自殺対策推進センターは
過去12年間の自殺者の記録をもとにかつてない規模で分析を行いましたが、
その中で10代の自殺が多く起きる時期は夏休み明け
(令和元年は休校明けと夏休み明けの2つの山)、登下校の時間帯で、
自殺をする前の1番多い発信は「学校に行きたくない」でした。
学校という場が、ある子ども達にとって死を選ぶほどの心の負担になり、
また周囲にそのことを相談できる関係がないことが感じられます。
学校に行きづらさを抱えながら通っている子が中学生の約1割程度存在している ことも、
最近の調査でも明らかになっています(2018「不登校傾向にある子どもの実態調 査」日本財団)。
「逃げてもいいよ」とマスコミからも聞かれるようになりました。
でも、子ども達はどこに逃げればいいのでしょうか?
相談する人や居場所がない、学校に行くのがつらい、
生きづらいと考える子ども達に、私たち大人は何ができるのでしょうか?
コロナ禍2年目の2021年度は、より一層、心を通い合わせられる
居場所の情報が待たれていると感じています。
そこで今年度「#学校ムリでもここあるよ2021キャンペーン」に協力団体として参加いたします。

このキャンペーンが1人でも多くの子ども達やご家庭に届けくために、シェアいただけると幸いです。


【キャンペーン概要】
特設サイト(https://cocoaru.org/)において、学校や家庭以外でも、
安心できる居場所や相談場所を紹介することを通して、
「学校以外の場でも子ども達を受けとめるよ」
「社会全体で子ども達を見守っているよ」と、子ども達に伝えます。


【キャンペーン期間】
夏休み明け前後、2021年8月19日(木)〜9月6日(月)→9月30日(木)まで延長