お知らせ

お知らせ日本冒険遊び場づくり協会からのお知らせです

【報告】第23回「こどもの居場所部会」に出席しました

9月17日、こども家庭庁の第23回「こどもの居場所部会」に、当会代表の関戸博樹が委員として出席しました。
https://www.cfa.go.jp/councils/shingikai/kodomo_ibasho/8c862ca3

今回の主な議題は、
・「若者の居場所づくりに向けた論点整理―すべての若者が利用しやすい居場所づくりのすすめ―」(案)について
・熊本地震への対応(こどもの居場所づくり関係)について
の2点でした。

若者の居場所づくりに向けた論点整理では、「実践者向けガイド」に、若者への関わりが一方的な「支援」とならないことや、大人自身が権威性を帯びやすいことを自覚し、若者と対等な立場で共に試行錯誤することなど、実践者に求められる大切な姿勢が示されています。

一方で、こうした姿勢を実践者がどのように身につけていくのか、そのための学びや人材育成の機会をどうつくっていくのかという視点も重要ではないかと意見をお伝えしました。

また、熊本地震への対応については、避難所でのキッズスペース確保の難しさなどについて議論がありました。

当会がこれまで災害時の支援に関わってきた経験から、災害が起きてから「子どもが遊ぶことは大切」と伝えるだけではなく、平時から、子どもの遊びを真ん中に地域の人たちがつながる場を育てておくことが、災害への備えにもなるのではないかと発言しました。

普段から地域の大人たちが子どもたちの顔や名前を知り、子どもを介して大人同士もつながっている。そうした関係があれば、災害時にも「あの子たちのために、自分たちにできることはないか」と考えられる関係につながっていきます。

「災害時のこどもの居場所づくり」手引きでも、平時にこどもの育ちを重層的に支える基盤整備そのものが災害への備えになることや、平時からのネットワーク構築、人材育成などの重要性が示されています。

日常の遊び場づくりは、災害時にも子どもの育ちと地域を支える関係性を耕すこと。

全国の冒険遊び場づくりの実践から見えてきたことを、今後も国の政策づくりの場へ届けていきます。