遊び場を広げよう!

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被災地にも遊び場を

災害被災地域における子どもの遊び場づくりに関わる支援制度について

特定非営利活動法人日本冒険遊び場づくり協会では、東日本大震災により被災した地域において、遊びを通じた子どもの心のケアを目的として、子どもたちがいきいきと遊べる場所づくりの支援活動をしています。これまでに全国各地の多くの皆様から支援を頂きました。改めて、心より御礼申し上げます。


2018年4月からは災害対策基金を設置し、二つの制度を運用しております。

①災害被災地域における子どもの遊びに関わる緊急支援金制度(2021年度)

1.支援対象
下記に該当し、所定の申請を通して支援を希望するもの(申請書受理後に速やかに検討を行い、支援の可否をお伝えいたします)。
地震、台風、豪雨等の災害において災害救助法が適用された基礎自治体※1で活動する団体・グループ、あるいは先の基礎自治体以外に所在地があるが当協会の活動の趣旨に準じた支援活動を先の基礎自治体で行う団体・グループで、本協会の正会員であるもの。なお、申請時に新たに会員になるものも含む。
※1:内閣府が発表している適用状況参照http://www.bousai.go.jp/taisaku/kyuujo/kyuujo_tekiyou.html

2.支援内容
子どもが主体(本人が選び、決定できる)となれる遊びの機会や、災害時の遊びの必要性に関する学びの場をつくるために必要な費用。例えば、遊びの機会づくりの支援ができる能力を有する人材※2 を召集するために必要な費用(謝金や交通費など)、学習会の講師費用、備品や材料など※3 を購入するための費用(直接経費)などを想定しているが、これに限らない。なお、申請以前に発生している費用についても申請可能とする。ただし、以下に類するものは除く。
・発生した災害に関係しない活動:例えば、被災者が参加できないような条件で実施するものなど。
・「遊び」に直接関係しない活動:例えば、防災教室や炊き出しの開催など。
・直接的に遊びの機会や場をつくるために必要でないもの:例えば、デジタルカメラ等の機材を購入するなど。
※2:プレーリーダー(プレイワーカー)経験者、冒険遊び場づくり活動運営経験者等、申請団体が必要と考える人材
※3:下記に一例を示す。
・道工具および材料等:ノコギリ、金槌、カッター、釘、材木など
・環境設定に資するもの:簡易テント、テーブル(持ち運びできるようなもの)、ロープなど
・応急処置等に関するもの:衛生材料や医薬品等、熱中症対策に資する飲食物など
・備品等の管理に関するもの:救急箱、工具箱、収納ケースなど
・玩具の類でアナログなもの:トランプ等のカードゲーム、積み木、ままごと道具など
・その他の消耗品:PPロープ、テーブ類、マジック類、他各種文具類など

3.対象期間、申請期間
発生した災害による災害救助法が適用されてから6ヶ月以内。

4.支援金額
1件あたり一律3万円。災害ごとに総額15万円(5件)。
なお、災害支援活動で使用した経費の合計が3万円に満たない場合であっても返金は不要です。また、3万円以上かかる費用が発生する場合はその一部に充当することも妨げません。
その他の項目、また申請書類については、下記リンク先の募集要項をご確認ください。
募集要項(word)

 

②自然災害等の被災による年会費免除措置について(2021年度)

1.年会費免除措置の対象者

災害の別を問わず、下記のいずれかに該当し、所定の申請を通して年会費免除措置を希望するもの。

①「罹災証明書」の交付を受けた個人正会員

②主要な構成員が「罹災証明書」の交付を受け、遊び場づくりの活動が困難な状況になった団体正会員

③団体の事務所等が「罹災証明書」の交付を受けた、また倉庫など「罹災証明 書」は交付されないが、遊び場づくりに必要な備品等を喪失した団体正会員(被 害状況がわかる写真等を添付)

※申請書を受理後、当会で速やかに検討し、措置の可否をお伝えいたします。

2.免除額

免除される年会費は、協会が指定する年度(原則として発災した年度およびその 翌年度)の会費とする。但し、当該年度の会費が既に納入されている場合は、その翌年度の会費を免除する。

3.申請書類

申請は本人(団体は代表者)によるものとし、以下の申請書類を提出することとする。

①年会費免除願い(別紙)

②罹災証明書(新規申請の場合のみ)のコピー、 倉庫など「罹災証明書」が交付 されない場合には被害状況がわかる写真等

その他の項目、また申請書類については、下記リンク先の募集要項をご確認ください。

募集要項(word)

引き続き、被災地域における子どもの遊び場づくり支援活動への寄付をお願いしす。

 上記支援制度は災害対策基金から出資により運営しております。今後のさらなる支援活動のため、基金への募金協力をよろしくお願いいたします。

  1. 募集期間: 2022年3月31日まで。
  2. 使途: 支援事業費、必要備品購入、事務運営費(おおむね20%を想定)等
  3. 募金振込先:振込に際しては【災害対策基金】と通信欄に明記のこと。
    <口座名義:特定非営利活動法人 日本冒険遊び場づくり協会(トクヒ)ニホンボウケンアビバヅクリキョウカイ)>
    ・郵便振替口座 00130-9-149441
    ・ゆうちょ銀行 (〇一九店)当座0149441(銀行やインターネットからの振込も可能です)
  4. 実施主体: 特定非営利活動法人日本冒険遊び場づくり協会
    https://bouken-asobiba.org/
    〒171-0022 東京都豊島区南池袋3-8-3 池袋クラウンハイツ406号室 
    TEL. 03-5430-1060(代表)

これまでの実績について

尚、これまでの事業活動においては、全国の遊び場づくりの仲間たちからの協力の他、東日本大震災支援『気仙沼あそびーばー』事業においては公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)など、プレーカー事業では、Victorinox、American Express、山形大学及び公益財団法人日本ユニセフ協会などからの協力を頂いていることをあわせて報告いたします。